

KEF特許の新技術ACEテクノロジー(Acoustic Compliance Enhancement)をはじめて採用したKHT9000ACE バーサタイル・コンポーネント・スピーカーシステムです。
2チャンネルステレオ・システムでも、5.1チャンネル・AVシステムでも、オンウォール・カスタムインストレーション・システムとしてもそのバーサタイルな機能性と性能は新たなスピーカーシステムのジャンルを構築したともいえます。
KHT9000ACE本体は3ウェイシステムで、KEF社特許の完全点音源 Uni-Q 2ウェイスピーカーを中心に、165mmのウーハ−をバーティカルツイン状に上下に配置した構成です。点音源構造により、音源が自然にまじり合います。また、Uni-Qのもう一つの特徴である、ツイーターのディスパージョンの驚異的な広さによりリスニングのスイートスポットが非常に広くなっております。なお、ユニQドライバーとウーハーはXQシリーズと同じものを採用しています。
筐体はアルミバッフルとアルミキャビネットによる堅牢な密閉構造です。内部にはACEコンパウンドが封入され、これが分子レベルで空気の吸着と発散を瞬時に行ない、今回は実際のキャビネット容量の約1.7倍の容量増の効果を得ております。結果、非常に小型でスリムでありながら豊潤な低域の再生が実現されています。ACEテクノロジーはユニQテクノロジーと共にKEFの要素技術として大きく発展していきます。クロスオーバー回路設計はリファレンスシリーズの設計チームが行ない、音のつながりを大変自然でスムースなものとしております。高S/Nで位相の合った、応答反応の優れた極めて自然な再生音は、あたかも静けさの中から音像が浮かび上がったかのようであり、リスナーを圧倒させます。
別売のアルミダイキャスト製の専用台は4種類有ります。740mm Hのフロアータイプには左右のメインスピーカー用とセンタースピーカー用が有ります。メインスピーカー用は本体の高さが無断階に連続可変できるように設計されております。2チャンネルステレオ時にはスピーカーの中央が(ユニQドライバーの位置)耳の高さになるように調整したり、プラズマTVの画面の高さに合わせることが出来ます。また、デスクトップタイプには540mmHのメインスピーカー用と206mmHのセンタースピーカー用が有ります。専用台のスピーカー・ターミナルは3ウェイ(バナナ、Yラグ、裸線)対応の堅牢なものです。
また、オンウォール・インストレーションでは本体に標準付属している壁に取り付けるための付属のアダプターを使用しますと、壁面の反射による周波数の変化を補正する、本体内の壁面専用クロスオーバー回路に自動的に接続されます。一般にスピーカーをそのまま壁面につけますと、多くの周波数にピークとディップが発生し本来の性能が出ないのです。これも、KEF開発陣の実践的開発意欲の現われといえます。
KHT9000ACEはあらゆるシチュエーション、スピーカーの設置、使用のしかたにバーサタイルに対応する先進のスピーカーシステムです。