ひと手間かける金沢の和菓子店「村上 本店」を訪ねて

吟味し尽くされた空間にCiシリーズが活躍

「こだわりのお店があるので行ってみませんか?」オーディオ&ホームシアターショップ アンティフォンの松居さんに誘われ、向かった先は……。

ショウケースに囲まれたギャラリーさながらの店内

 加賀友禅の暖簾をくぐると、細かい彫りが施された無垢のショウケースにたくさんの菓子が並んでいます。それらはジュエリーのように扱われ、まるでGALLERYさながらです。
 ショップスペースの横に、喫茶室が併設されています。これが松居さんオススメの「菓ふぇ MURAKAMI」です。注文を受けてから、てづくりでひとつひとつ丁寧に作り、届けられます。

すべてにひと手間。金沢らしさ溢れるもてなし

 今回は、アンティフォンの松居さんとおやぢふたりであんみつを注文(価格もリーズナブルです)。すると、「できるまでお時間がかかりますので」と、ちいさなお抹茶とわらび餅がサービスで出てきました。待つのが嬉しいという、近頃忘れがちな感覚に陥ります。。
 桐のトレイに載せられた器を扱うのにも、まるで大切なレコードにそっとカートリッジを載せるような気持ちにさせられてしまいます。
 食器やディスプレイまですべてにおいて金沢らしさを追究したということで、ひとつとして汎用品はありません。お茶は南部鉄瓶で、冷めることなくゆったりとお茶をいただけます。
 さて、あんみつが到着しました! つるんつるんにみずみずしく輝いています。。
 木や土のぬくもり。それを手のひらに感じながら、職人の心づくしを味わうことに。ひとくち含むと、その丁寧が仕事ぶりが口からも体に伝わってきます。
 餡にもこだわりできたてそのままに出せるのは本店ならではなのですが、いい素材に奢ることなく、さらにもてなしのひと手間を掛けて極上の心地よさを味わうことができる。まさに金沢らしさを体感できる場所です。
 「村上」の隙のないおもてなしの心は、モノだけでなくこの「菓ふぇ」の空気感にも及んでいました。天井にさりげなく埋め込まれたKEFのカスタムインストール向けスピーカーCi130QRが、風のように淀みないサウンドを奏でてくれています。
 「村上さんの心意気に感動し、極上の幸せの空間をサポートさせていただいています」(アンティフォン 松居さん)
 味覚嗅覚はもとより、視覚、触覚、そして聴覚に至るまで、すべてにおいて隙がないのはまさに、和の精神。人が五感の生き物であることをまざまざと思い起こさせてくれました。

菓ふぇ MURAKAMI

石川県金沢市泉本町1-4(和菓子村上 本社店内)
営業時間: 10:00〜17:00 (L.O.16:30)、ショップスペース 8:45〜18:00(年末年始以外無休)
TEL.076-242-1411

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