映画「simplife」上映会・竹内友一さん×空間社

リノベーションの空間社主催イベントリポート

3月25日、東京・昭島のアウトドアヴィレッジで開催された上映会を皮切りに全国各地に亘った映画「simplife」の上映キャラバンもいよいよ終盤に。久々に東京に戻り5月19日に下北沢で行われた上映会含め、ご紹介します。※KEF JAPANは上映スピーカーでご協力しています。

映画「simplife」は、タイニーハウス(必要最小限の暮らしができる家)を実践している仲間を巡り話をきいたインタビュー映画。インタビュアーである竹内友一さん自身もタイニーハウスビルダーであることもあり、竹内さんが主体となったロードムービー的な仕上がりとなっています。
下北沢の井の頭線ガード下で行われた5月19日の上映会の模様。KEF Q900がスピーチを担っています
「2年かけてじっくりと作っていった作品。どういう形でお披露目していくか考えた結果です。やってみないとどうなるかわからないが、何か面白いことがおこるかなと」
竹内さんの地元でもある昭島での上映会スタートのとき、竹内さんは今回のツアーについてこう語っておられました。
3月25日のツアースタート時の竹内さん
作中では、タイニーハウスに魅了され実践する人々が登場します。
タイニーハウスを単なる家ではなく、コミュニティとして捉え、「大切なのは何に住むのかではなく、どんな人と一緒に暮らすかということ」と教えてくれる人。
移動する家と捉え、「旅をする方法としてのタイニーハウス」を実践する人々。自分にとって何が必要なものかを厳選する機会でもあるといいます。
逆に、小さい・狭い=かわいい・幸せではない、「それは自由と引き換えである」という人。「人生にはやるべきことがたくさんある。狭いところに住むことで、かえって(思考)世界が広がった」として、人生を変えるきっかけとなったといいます。
映画のタイトルにあるシンプルとは、人生を見つめ直し、人生を豊かに変えるきっかけとしてタイニーハウスを活用する人のためのキーワードなのです。
今回はコレでツアーを敢行
作中では、タイニーハウスに魅了され実践する人々が登場します。
自分のエッセンスが凝縮された生活空間とは?
居住空間だけでなく、部屋から切り取る景色だって重要です。
パートナーや家族との関係はどうあるべきか?
人生哲学の延長、と捉えることもできます。
サイズにこだわるのでなく、自分の身の丈を考える、あるいは他者とのコミュニケーションの取り方こそが、本来住まいのテーマである、またはあったのだということを思い知らされます。
どこに行ってもタイニーハウスは子ども達に大人気。その理由は…
作中登場する編集者が「私はタイニー・ホームと呼びたい。ホームは、単なる構造物であるハウス以上の意味がある。生活ができ、気持ちよく暖かくて、心休まる場所であることが重要」と言うのも、そういう意味でなのでしょう。
そこで重要なのは、「愛着」「互いの境界や距離感」。そのために自分で見つけてきた廃材を使ったり、大切な人のところに家を持っていく、という発想が生まれます。
大切なのは、ハコではなく、時間。
今回ツアーのために竹内さんが製作したタイニーハウスは、10日ほどで造り上げたと言います。でも、そこに住む人を特定できないので、かえって難しいところもあったようです。
「ハコは作ろうと思えば(短期間で、ある程度どんなものでも)できるものです。でも、このハコを使ってどう暮らしていくかは難しい。自分の暮らしを自分で作っていかなくてはならないから」
竹内さんは言いました。日々の暮らしにどんなエッセンスを注ぎ込めばいいのかを考えさせてくれる素敵な映画、そして竹内さんの活動。これからもKEFは応援していきます。
今回見逃した方も、この映画は配信等で視聴可能となる予定です。どうぞお楽しみに!
simplife製作委員会(竹内) [email protected]
-Movie- simplife (78min / color)-Tiny House People-
Alek Lisefski / Andrew & Gabriell a& Terra / Ben Campbell / Deb & Kol / Dee Williams / Derin Williams / Jay Shafer / Jenna & Guillaume / Joan Grimm / Karin Mandell Parramore / Lina Menard / Lloyd Kahn / Tamy & Logan / Todd Miller / Tony Diethelm-Staff-
Producer: Yuichi Takeuchi
Filmed, Edited and Directed: Ben Matsunaga
Coordinator: Gabriel Craft
Camera Assistant: Atsushi Sato
Original Sound Track: Gen Tanabe
Art Director: Makoto Tsuchiya
Title, Art Work: Akiko Naito
Web: Keita Suzuki
Supported by-North Face、KEF Japan
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