MUOは、単体ではモノーラル再生です。 その真意とは・・・!?

コンパクトなBluetoothスピーカーが陥りがちな要因を排除

Muo(ミュオ)は、単体ではモノーラル再生をします。

このような仕様にしたのは、できる限り広い指向性を得るためであり、あらゆる試聴角度において、できるかぎりいい音を楽しめるようにした結果です。
もちろん、2台のMuoを使ってステレオモードで楽しんでいただけるのがベストです!
実のところ、当初は、1台のMuoでステレオ再生ができるようにと設計をスタートさせました。しかし、ひじょうにコンパクトなMuoのエンクロージャーにわずか数センチの間隔でドライバーを配置すると、ステレオの効果はきわめて限定的になることが判明しました。さらに問題なのは、これほどまでに右と左のふたつのドライバーが近接した状態では音響的な干渉が起こり、バランスを欠いたサウンドとなることです。
そこでMuoの内蔵DSPは、横置きにしたときに右側にあたるドライバーには全帯域の信号を送る一方で、左側には中低域だけを受け持たせることで、この干渉を排除しています。
また、本体にはジャイロが内蔵されており、内蔵DSPが横置きと縦置きそれぞれに相応しいサウンドチューニングに切り替えます。
ちなみに、Muoが採用するフルレンジUni-Qは一般的なUni-Qとは少し異なり、電気的なものではなくメカニカルなクロスオーバーを採用しています。ボイスコイルはひとつですが、ドームトゥイーターとコーンウーファーとの間にデカップリング・リンクを咬ませることで両者を分離しているのです。低周波数帯では、一般的なフルレンジスピーカーと同様に、ドームトゥイーターとコーンウーファーが一緒に動きます。一方、高周波数帯においては、メカニカルリンクがトゥイーターを囲むリングのように働くので、ドームトゥイーターだけが動作してウーファーは動作しません。このようなメカニカルUni-Qを採用した趣旨は、小さい2インチのユニットに対して、2つのマグネットやボイスコイルを使った一般的なUni-Qをあてがうのは実践的でないと考えたからです。

なお、中央に配置したパッシブラジエーターは、右左いずれのドライバーとも連動しています。低周波数帯では2つのドライバーは同じ信号を再生し、中高周波数帯の信号は右側のドライバーだけに送られています。

muo参考資料

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